エジプトから諸国へ伝わった指輪
古代エジプト時代に神の象徴として崇められ、指輪に多くデザインとして施されたスカラベ(フンコロガシ)ですが、スカラベが崇拝されていたのは古代エジプト王朝だけでなく、他の国でも指輪のデザインとして用いられていたようです。
指輪のデザインにスカラベを用いていたのは、古代エジプト王朝以外ではイタリア半島の中ほどに存在した都市国家のエトルリアや、地中海の東部に存在したフェニキア、それに古代ギリシャ等も挙げられています。
同じスカラベでも、国によってデザインの施し方には違いがあったようです。
エトルリアではパワーストーンのひとつとして知られるカーネリアン等に彫刻をしていたのに対し、フェニキアではスカラベを掘り込んだ指輪が印章の役割を果たしていたとされ、各国の文化の違いをうかがい知ることができます。
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